成分と作用
育毛剤という物は知っていても、育毛剤がどのようなメカニズムで、どういう効果を生んで育毛に繋がるのか、ということまで知っている人は少ないのではないでしょうか。
育毛剤には様々な種類や効果があります。育毛剤を使用するにあたって、育毛の仕組みを知り、自分の状態に合わせた育毛剤を選びましょう。
・血行促進
育毛剤には、血行促進作用を主成分とした物があります。代表的な成分としては、ミノキシジルや塩化カルプロニウムです。
血行不良などで頭皮の血液循環が悪くなると、毛髪生成が滞ります。そこで頭皮の血行を促進することにより、毛髪を形成する働きを行う毛母細胞への栄養分伝達をスムーズにし、毛髪生成を活発にし、発毛を促すのです。
・男性ホルモン抑制
次に、男性に多いとされる男性型脱毛症(AGA)ですが、その原因は男性ホルモンの一種であるジヒドロテストステロン(DHT)にあります。
このDHTの血中濃度が高いほど、AGAの症状が進行してしまうのです。
そこで、そのDHTを抑制する効果を持つ成分を配合した育毛剤を使うのです。
もともと、DHTというのは男性ホルモンの一種である「テストステロン」が「5α-リダクターゼ」という酵素の働きによって変換させられたものです。この「5−αリダクターゼ」の働きを育毛剤によって阻害することで、DHTの発生そのものを抑制することができるのです。
・毛母細胞の活性
育毛剤には頭皮に効果的な栄養成分も配合されているものもあります。
毛髪を生成している毛母細胞にその栄養成分を補給することにより、その働きを活性化させて毛髪の生成を促すのです。
・皮脂の分泌抑制
もともと皮脂というのは、頭皮を保護するのに必要な分泌物なのですが、それが何らかの理由によって過剰に分泌されると、余った皮脂が皮脂汚れとなって毛穴に詰まり、発毛の障害になってしまいます。
育毛剤にはグリチルレチン酸やニンジンエキス、クララエキスなどが配合されたものがあります。これらの成分は、過剰な皮脂の分泌を防いでくれるのです。